扁桃炎
扁桃炎は、喉の奥にある「扁桃」と呼ばれるリンパ組織がウイルスや細菌によって炎症を起こす病気です。風邪の一部として軽く済むこともありますが、特に若い方では強い喉の痛みや高熱を伴って急激に悪化することもあります。
主な症状
- のどの強い痛み(唾を飲み込むのもつらいほど)
- 発熱(38℃以上になることも)
- 倦怠感、頭痛
- 首のリンパの腫れや痛み
- 扁桃に白い膿(膿栓)が見られることも
治療について
扁桃炎にはウイルス性と細菌性があり、症状や経過を踏まえて治療方針を判断します。
ウイルス性の場合は、抗菌薬を使用せず、解熱鎮痛薬などによる対症療法が中心となります。
一方、細菌感染が疑われるケースでは抗菌薬が必要となる場合も少なくありません。
とくに扁桃に白苔や膿が見られる、発熱が強く持続するなどの所見がある場合には、必要に応じて抗菌薬を処方いたします。
ご注意いただきたい点
- 繰り返す扁桃炎や重症化するケースでは、扁桃の形や免疫の状態に問題がある場合もあり、必要に応じて耳鼻咽喉科への紹介を行います。
- 呼吸や食事が困難なほどの痛みがある場合には、早めの受診をおすすめします。
横浜市・神奈川区・港北区の皆様へ
白楽・神大寺・岸根公園・妙蓮寺・東白楽・東神奈川などの地域の皆様のかかりつけ医として、喉の強い痛みや発熱のご相談に丁寧に対応しております。
急な体調変化の際も、どうぞ安心してご相談ください。
