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糖尿病|神奈川区・白楽で糖尿病治療なら白楽内科循環器クリニック

糖尿病は、血糖値が慢性的に高い状態が続く疾患であり、放置すると全身の血管や臓器に影響を与える可能性があります。特に心筋梗塞、脳卒中、慢性腎臓病、網膜症、神経障害など、さまざまな合併症のリスクを高めるため、早期の発見と適切な管理が非常に重要です。

横浜市神奈川区や港北区といった都市部では、食生活の欧米化や運動不足、ストレスの多い生活により、糖尿病の患者数は年々増加傾向にあります。当院では、地域の皆様が健康に過ごせるよう、循環器内科の視点から全身のリスクを見据えた糖尿病管理を行っています。

糖尿病の種類と診断

糖尿病にはいくつかの種類がありますが、多くの方がかかるのは「2型糖尿病」です。これは、インスリンの分泌低下や効きが悪くなることで、血糖が高くなる病気です。診断には以下のような血液検査を用います:

  • 空腹時血糖値:126mg/dL以上
  • HbA1c:6.5%以上
  • 随時血糖値:200mg/dL以上

いずれかに該当する場合、糖尿病と診断されます。

HbA1c迅速検査(約3分)・各種検査で糖尿病治療をサポート

当クリニック(横浜市神奈川区・白楽)では、糖尿病の診断・管理に必要な以下の検査を提供しています:

  • 血液検査(血糖値・HbA1c・腎機能・脂質など)
  • 尿検査(尿蛋白・尿アルブミンなど)
  • 心電図・心エコー・頚動脈エコー(動脈硬化の評価)
  • 血管年齢検査(CAVI/ABI)
  • 必要に応じて眼科・腎臓内科など近隣専門医との連携

糖尿病は、血糖値だけを見ていても不十分です。すでに動脈硬化が進行していないか、他の臓器に影響が出ていないかをしっかりと評価することで、重症化を防ぐことができます。

特に糖尿病治療マーカーのHbA1c院内で採血後約3分で結果判明するために当日の結果説明と治療方針決定に役立てます。

治療と予防

治療の基本は、食事療法・運動療法・生活習慣の改善です。必要に応じて内服薬(DPP-4阻害薬、ビグアナイド、SGLT2阻害薬、GLP-1受容体作動薬など)や近年、糖尿病治療の選択肢として注目されている注射薬の、**チルゼパチド(商品名:マンジャロ)セマグルチド(商品名:オゼンピック)**の導入・管理も適応を選び提案します。

■ マンジャロ(一般名:チルゼパチド)

マンジャロは、GLP-1受容体GIP受容体の両方に作用するデュアルアゴニストと呼ばれる新しいタイプの糖尿病治療薬です。
この作用により、以下のような効果が期待されています:

  • 血糖コントロールの改善

  • 食欲抑制による体重減少

  • インスリン分泌促進とインスリン抵抗性の改善

ただし、マンジャロは2025年4月現在「2型糖尿病」にのみ保険適用となっており、体重減少を目的とした自由診療での使用は当院では行っておりません。
また、すべての患者さんに適しているわけではなく、副作用(吐き気、下痢、便秘、膵炎リスクなど)や既往歴に応じた慎重な判断が必要です。

■ オゼンピック(一般名:セマグルチド)

オゼンピックは、週1回の皮下注射で効果が持続するGLP-1受容体作動薬です。以下のような特徴があります:

  • 血糖値の上昇を抑える

  • 食欲を抑え、体重減少に寄与する

  • 一部の臨床試験では、心血管疾患リスクの低下が示唆されている

特に肥満を伴う2型糖尿病の方にとっては、血糖と体重の両面で効果が期待できます。

 

当院では、日本糖尿病学会の診療ガイドラインに準拠し、患者さん一人ひとりの病状やライフスタイルに応じて治療方法をご提案しています。注射薬が必要かどうかは、内服薬での治療状況や合併症の有無などを総合的に判断し、丁寧にご説明した上で選択していきます。

特に、循環器内科の専門医として、糖尿病によって引き起こされる血管病変や心疾患への影響を重視し、予防医学の観点からもアプローチします。

神奈川区・港北区・横浜市周辺で糖尿病に不安がある方へ

糖尿病は、早期であれば生活習慣の見直しで十分に改善が見込める病気です。一方で、「まだ大丈夫」と思って放置すると、取り返しのつかない合併症につながることもあります。

当院では、横浜市神奈川区・港北区の皆様の「かかりつけ医」として、日々の健康管理から専門的なフォローまでを丁寧に行います。健診で血糖値が高いと指摘された方、ご家族に糖尿病の方がいる方、体調に不安がある方は、ぜひ一度ご相談ください

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